レアル・マドリードはロメロ獲得に興味 守備陣強化で目をつけたのはトッテナムのディフェンスリーダー
獲得は簡単ではない
レアル・マドリードはトッテナムでプレイするアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(26)の獲得に興味を持っているようだ。米『ESPN』が報じている。 2021年よりトッテナムでプレイするロメロ。激しい球際のプレイに注目が集まるロメロだが、ディフェンスとしての能力はプレミアリーグ屈指であり、トッテナムでは絶対的なディフェンスリーダーとして君臨している。今シーズンは得点面でも圧巻の存在感を見せ、リーグ戦33試合の出場で5ゴールをマークしている。 そんなロメロの獲得の可能性について、レアルはトッテナムに問い合わせを行ったという。レアルはすでにキリアン・ムバッペとエンドリックの加入が決まっており、攻撃陣は順調な補強を見せている。一方でクラブは守備陣の強化も取り組みたいと考えているようだ。ベテランDFナチョの去就も不透明であり、ディフェンスラインの入れ替えも今後の課題となっている。 しかしロメロの現行契約は2027年まで残っており、トッテナムにとって重要な選手であり、アンジェ・ポステコグルー監督の2年目となる来シーズンも欠かせない存在だ。そのため獲得はかなり困難になることが予想されるが、狙った獲物は逃さないのがレアルでもある。 ロメロは現在、コパ・アメリカにアルゼンチン代表メンバーとして参戦するため同大会が終わるまでこの話が進行することはないだろうと、英『Daily Mail』は伝えている。もしトッテナム退団となると、移籍金は高額になることは間違いないが、ロメロの今夏の去就に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部