森永製菓がSNSでバズった「満腹感ある」炭酸飲料を通年販売 注文殺到で販売が一時停止
森永製菓は31日、胃液と混ざるとゼリー状になって膨らむ炭酸飲料「inタンサン」の通年販売を始めると発表した。飲むと満足感が得られ、食欲が抑制されるため、無計画な間食も抑えられるという。6月に通販サイトのアマゾンで販売されるとSNS上で話題を呼び、販売を一時停止するほど注文が殺到して早期完売。販売態勢が整ったとして通年販売に踏み切った。 同社によると、inタンサンは、胃液のような強い酸性の液体に触れると、炭酸の泡を巻き込んでゼリー化するという。さわやかな甘さのレモン味で低カロリー、ノンカフェイン。血圧上昇を抑える成分「GABA(ギャバ)」が配合されている。 アマゾンで販売した際、商品を飲んだ人がX(旧ツイッター)に「メシ喰(く)う前なんだけど、すでに3、4割くらいの満腹感がある」と書き込むなど評判が評判を呼び、販売期間は4カ月を見込んでいたが、一時的な販売停止を経ても1カ月半程度で完売。その後、購入者への調査で「再度購入したい」という声が9割超と好評だったことから販売を再開した。 同社はinタンサンを飲むタイミングとして、口さみしいなどの理由で食べたくないのについ間食してしまうとき▽小腹が空いてイライラしたり、気が散ったりするとき▽仕事の合間にリフレッシュしたいとき-などをおすすめしている。 広報担当者は「あくまでおなかがいっぱいになるわけではないので、気分転換を図りたいときなどに試してほしい」と話している。