笑福亭鶴瓶 松重豊と同じ「食に関する“勘”」を発揮
笑福亭鶴瓶が、12月15日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演。2025年1月公開の劇映画『孤独のグルメ』にて、主演、監督、脚本を務めた俳優の松重豊がゲストで登場した。鶴瓶と松重がこの番組に出演するのは、映画『ディア・ドクター』で共演した時以来、およそ15年ぶり。
『孤独のグルメ』で欠かせないのは“食”へのこだわり。 「どうですか?師匠、食べることは……」と松重豊さんが問うと鶴瓶は「たいそうな言い方やけど、“なんでもええ”言うやつ嫌いなんですよ」と回答。それに対し松重も「でしょう?」と同意した。 鶴瓶は普段から「この一食が人生最後になるかもしれない」という思いでその日の食探しには真剣に取り組んでいるという。 ネットの情報には頼らず、自分の足で歩き店の外観を見てここだ! と思った店に入るという。その方法は、松重演じる井之頭五郎と同じ。そしてそんな井之頭五郎をおよそ12年演じ続けている松重も、そのような“勘”が冴えるようになったという。 劇映画『孤独のグルメ』を制作するにあたって、とにかく現地を歩いてロケ先となるグルメを探し回ったという松重。作中ではパリ、長崎・五島列島、韓国と様々な土地のグルメが登場するが、そのどれもが満足のいく“これだ!”というロケ先となっているという。 中でも鶴瓶が気になったのは五島列島でのシーンで登場した『みかんや食堂』。 「あの店行ってみたい!」と熱望する鶴瓶だったが、松重曰く、実際には「めちゃ行きにくい場所にある」という。行くためには2泊3日のスケジュールを覚悟するというが、行けば作中で登場した雰囲気のまま存在しているという魅力がまた鶴瓶を惹きつけた。 「家族に乾杯で行こうかな」と聖地巡礼を目論む様子に「俺も連れてってくださいよ」と松重。
この2人が街を自由にロケをしたら、とんでもなく“飯テロ”な放送回になってしまいそうだ。番組では、そんな2人が足で探し当てた美味しい店を披露し合ったり、劇映画を制作することになったきっかけ、今作の主題歌を担当したザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトとのエピソードなど、様々展開された。