チェルシーのアカデミー出身FWブロヤがエヴァートンに加入…買い取りOP付きのレンタル移籍
エヴァートンは31日、チェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤがレンタル移籍にて加入することを発表した。 クラブからの発表によると、レンタル移籍期間は2024-25シーズン終了時にあたる2025年6月30日まで。契約には買い取りオプションも付随しているという。 ブロヤは2001年9月10日生まれの現在22歳。2009年にトッテナムからチェルシーのアカデミーへ加入すると、“ブルーズ”で着実に成長を遂げ、2020年3月に行われたエヴァートンとの一戦でトップチームデビューを飾った。だが、チェルシーのトップチーム定着は叶わず、同年夏にフィテッセへ、翌年夏にサウサンプトンにレンタル移籍。2021-22シーズンはサウサンプトンで公式戦38試合の出場で9ゴールを挙げ、シーズン終了後にチェルシーへ帰還したものの、同年12月には右ひざ前十字じん帯断裂の大けがに見舞われる。昨季に入って復帰したものの、今年1月にはフルアムへのレンタル移籍を決断。今夏にチェルシーに戻ってきたが、今季はエヴァートンで過ごすことを決断した。 また、2020年9月にはアルバニア代表デビューを飾る。以降は負傷していた期間を除くとコンスタントに招集を受け、今夏にはEURO2024にも出場。これまで国際Aマッチ通算23試合出場5ゴールを記録している。 なお、ブロヤは現在ケガのため戦線を離れており、エヴァートン合流後はリハビリに専念するとのこと。メディカルチームとも密な連携を取っていることが明かされたが、新天地でのデビューは先となりそうだ。 今夏の移籍市場において、エヴァートンはリヨンからベルギー代表MFオレル・マンガラ、ナポリからデンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムをレンタル移籍で迎え入れるなど、各ポジションで着実に補強を実施。ブロヤは今夏7人目の新戦力としてエヴァートンに迎え入れられた。
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