量子計算機、パズルゲームで学ぶ スマホで気軽に、阪大考案
次世代計算機「量子コンピューター」の世界に気軽に触れてもらおうと、計算の原理を取り入れたパズルゲーム「QuantAttack(クアントアタック)」を大阪大などが開発、インターネット上で公開している。スマートフォンやパソコンで楽しめる。 人気ゲーム「テトリス」に着想を得たといい、考案した阪大の藤井啓祐教授は「小学生でもできるゲームで、深く考えずに始めてほしい。量子コンピューターの深みにはまってもらえたら」と話した。 量子コンピューターは原子や電子といった極小の粒子の性質を利用した計算機。スーパーコンピューターをしのぐ速度を持つとされ、国際的な開発競争が激化している。