3位・薫英女学院 全員が区間ひとケタで強さ示す「来年は優勝を目指して」と後輩へ思い託す/全国高校駅伝・女子
◇全国高校駅伝・女子(12月22日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:5区間21.0975km) 全国高校駅伝女子の総合成績&区間賞をチェック 全国高校駅伝の女子が行われ、長野東が1時間7分27秒で2年ぶり2度目の優勝を果たした。2位には仙台育英(宮城)が入り、薫英女学院(大阪)が1時間8分05秒で3位だった。 終始、安定したタスキリレーを見せたのは全国屈指の強豪らしさ。1区のエース・塚本夕藍(3年)が区間4位で滑り出すと、2区の河村璃央(2年)も区間3位で続いて2位に浮上する。区間賞こそなかったが、全員が区間ひとケタで走り、アンカーの小田美月(3年)も1つ順位を落としたものの3位を死守した。 塚本は「あきらめかけたところもありましたが、チームのために粘れました。でも、私が長野東より前にいれば……」と悔やむ。安田功監督も「できれば2区までに長野東さんの前にいたかったですが、4位くらいの実力だと思っていましたし、2人ほどコンディション不良もいるなかだったので」と及第点を与えた。 アンカーの小田は「2年前が6位、前回が4位。今年は優勝を目標にしていたので達成できなかったですが、今回走った中でも3人下級生がいるので来年は優勝を目指して頑張ってほしいです」と、2016年以来の日本一へ、笑顔で思いを託した。
月陸編集部