【J1広島】「このスタジアムは本当にファンタスティック」就任3期目を終えたスキッベ監督が、スタジアム元年を総括
サンフレッチェ広島は9日、エディオンピースウイング広島でミヒャエル・スキッベ監督によるシーズン総括会見を行った。 【写真】シーズンホームラストマッチでゴールを挙げた青山敏弘 最終節まで神戸、町田との優勝争いを繰り広げた広島は、前年よりも順位を一つ挙げた2位でフィニッシュ。スキッベ監督は過密日程を強いられた今シーズンを、「Jリーグ全体を見ると、良い時期もあれば悪い時期もあったと思っている」と振り返り、「(選手の入れ替わりもある中で)2位に到達できたこと、そしてアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の出場権をとれたことは良かった」と満足げに語った。 一方で、リーグ最多のシュート数を誇りながら苦しんだ決定率(シュート数リーグ1位、決定率リーグ12位)については、「たくさんのチャンスをつくることができた。ただ、特に終盤の試合で言えば、チャンスが多かった割りには得点数は少なかったと思う」と課題も口にした。 エディオンピースウイング広島元年となった2024シーズン、リーグ戦では毎試合多くのファンが足を運び、選手に声援を送ってきた。「このスタジアムは本当にファンタスティックな空気をつくり出してくれる素晴らしいスタジアム」と、ファン・サポーターへの感謝を語ったスキッベ監督。来季は、今季限りで現役を引退した青山敏弘のコーチ就任も発表されており、悲願の首位奪取に向けさらなる期待と注目が集まりそうだ。
広島アスリートマガジン編集部