反則タックル問題、日大前監督ら会見(全文4)つぶすは他の大学でも使ってる
宮川選手に言葉を掛けるとしたら、どのような言葉になるのか
NHK:すいません、NHKの『週刊まるわかりニュース』の伊藤と申します。彼は今後、アメフトをするつもりはないという非常に重い言葉をきのう会見で述べました。今、彼に声を掛けるとしたら、どんな言葉になるでしょうか。お2人からお願いします。 内田:それはわれわれが説得しなくてはいけないことだと思うんですが、やはり戻ってきてもらいたいというのが率直な僕の考えです。それで、私のところが、指導者として一緒にやりたくないということであれば、もう私はいませんので、ですけれども彼は自分の将来もありますし、フットボール選手としても、アメリカンフットボールでもっと活躍できると思うので、それは戻ってきていただきたいというのはもう正直な意見です。 司会:はい、あともう9時半になりますので、3人だけに絞らせていただきます。 NHK:すいません、コーチもお願いします。 司会:3人だけにしぼらせていただきます。よろしいですか。 NHK:コーチも今の質問に対してお願いします。 井上:彼がまだ体が細くて、そういうときから、本当に幼いときから成長を見てきました。はい、成長させたい、成長させたいと、僕は、いう思いで。フットボールを続けてほしいと、その思いだけです。 NHK:最後に1つ、お2人にとって長いアメフト人生の中で、あの試合はどんな試合になりましたか。お2人からお願いします。 内田:フィールドのスタートからゴール、タイムアップまで私の責任でありますので、その責任の中で、とっさに彼のことを、僕の責任ってことでいったんですが、守りきれなかったというのが正直な結果だと思います。そしてこういう結果になって、これはもうご批判を受けるのは、もう当然だと思っております。 NHK:どんな試合になったかという質問なんですけども、長いアメリカンフットボール人生の中で、あの試合がご自身にとってはどんな試合になりましたか。 内田:どんな試合って。やはりフットボール、アメリカンフットボールの携わってる人たち、日本大学だけではなくて大学、社会人、高校、中学、そういう人たちのフットボールの努力というか、そのフットボールを応援する人たちに対して非常にマイナスというか、そういうスポーツではないんですけれども、そういうふうな今の流れというか、そういうことに関して責任を感じております。 NHK:コーチはどうでしょうか。 井上:関西学院のクオーターバックの選手に対しても、宮川選手に対しても、やっぱり僕の、本当に指導方法と言いますか、人間的な未熟さでなってしまったと思ってまして、本当に責任が大きい試合やなと思ってますし、今となっては宮川選手に対してのアプローチっていうのを、なんか違うかったんかなとか、やっぱりそういう、考えさせられました。 司会:じゃああと2人にします。どこですか、ああそこですか、はい、どうぞ。