反則タックル問題、日大前監督ら会見(全文4)つぶすは他の大学でも使ってる
宮川選手はもうフットボールではできないと言っていたことについて
テレビ朝日:すいません、テレビ朝日『モーニングショー』の岡安です。よろしくお願いします。お2人にお聞きしたいんですけれども、本人がフットボールはもうできないというふうに言っていますけれども、その言葉を聞いてどのように思われますか。 内田:まず、彼は高校から非常に身長も能力もあって、それでこういう結果で、こんなにも嫌いになってしまうのかと。で、われわれも、っていうか僕も正直言って、彼はもうちょっとやってもらって、日本を代表するような選手になると思います。やってればですね。ですからそこのところは非常に、なんでそんな選手がやめなくちゃなんないのかな、われわれの責任だなというのは、これはもう非常に反省しております。 テレビ朝日:どうしてその言葉が出たのだと思われますか、今の時点で。 内田:やはり、われわれが、彼がまだ1年間のスケジュールの中で上級生になるのに、まだ理解、われわれの上級生への期待というか、プレーヤーとの期待を、ちょっとわれわれが期待し過ぎたのかなと、そういう反省はあります。 テレビ朝日:井上、コーチお願いします。 井上:はい。学年が上がるにつれて彼に求めるものもすごく多くなってきて、で、それをやっぱり引きだそうっていうか、なんとかしてやろうという思いだけでやってきて、で、結果的に彼がフットボールをやめる、やめたいと言ってることに対して、率直に言うと、続けてほしいと僕は正直思ってまして、やめてほしくないと思ってます。思いも、僕はありますから、高校のときと、彼に対する思いは正直、何も変わってないんで、僕はフットボールをやってほしいと。はい、そう思ってます。 テレビ朝日:井上コーチ、試合後に彼が泣いていたその意味というのは、先ほどからお話を聞いてると、分かっていなかったのかなというふうに思うんですが、分かっていなかったんでしょうか。 井上:彼が泣いてて、で、彼の優しさ、相手に対する思いで、たぶん涙を流してるのだと、僕はそのときには自分で思いました。で、僕は次に、なんとかこれを次につなげたいという思いだけで、そのときは彼にいろいろ言ったんですけど、本当になんかプラスに、彼になってほしいなと、その涙も含めて、それだけしか考えてなかったです。