龍谷大平安vs長崎日大 互いに投手陣に安定感 センバツ第4日
◇第95回記念選抜高校野球大会第4日第2試合 龍谷大平安―長崎日大(11時半開始予定) 【似てる? PL時代の清原さんと次男・勝児選手】 センバツ出場回数最多の龍谷大平安(京都)と30年ぶりのセンバツ勝利を目指す長崎日大の対戦。互いに安定感のある投手陣をどう打ち崩すかが勝負を分けそうだ。 龍谷大平安のエース右腕・桑江駿成投手(3年)は、サイドから繰り出す多彩な変化球で打者に的を絞らせない。昨秋はシンカーの精度を高めるなど急速に力を伸ばし、近畿大会ではエースナンバーを背負った。昨秋の公式戦では4試合で完封するなどスタミナも十分だ。打線では主将の山口翔梧選手(3年)は昨秋の公式戦で打率6割超をマーク。犠打や盗塁も絡めた攻撃で相手を揺さぶりたい。 長崎日大の投手陣は、広田樹大(きだい)投手(3年)、西尾海純(みいと)投手(2年)の両右腕が二枚看板。広田投手は変化球主体の投球で勝負し、西尾投手は最速140キロ超の直球が持ち味だ。強肩で平山清一郎監督の信頼も厚い豊田喜一捕手(3年)のリードにも期待がかかる。打線は長打力がある平尾大和選手(3年)、打率5割の豊田選手を軸に好機を作りたい。