【熊本競輪G3】深谷知広が新生バンクで初の記念制す 震災後の復興支援に尽力「ガッツポーズが出たのはシンプルにうれしくて」
熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(G3)」は6日に最終日を開催。決勝12Rを制した深谷知広(34歳・静岡=96期)の喜びの声は以下の通り。(netkeirin特派員)
優勝 深谷知広
震災のあと、熊本のファンの皆さんの声援の中を走ることを楽しみに待っていたのでうれしかったです。ここを走ることができただけで十分な気持ちもありましたが、優勝とはなおさらうれしかったです。震災直後の競輪場を見ていたし、ここまで熊本のパワーがすごいとは、と驚かされました。 あっせんが出たときから楽しみで仕方がなかったし、ファンの皆さんも地元みたいな雰囲気で迎えてくれました。それに自分が支援(チャリティオークションやトークショーなど)をしていたのは、ナショナルチームの活動もあり前半のわずかな期間だけでした。それでも覚えていてくれた人たちがいてもらえたし、小さい力でも力になれたと実感できました。 (レースは)踏み込んだ時点で手応えがありました。あとはあおりとかアクシデントだけないようにと気を付けていましたね。ガッツポーズが出た? シンプルにうれしくって出ました。 状態面は抜群とまではいかないしまだまだ上げていきたいです。賞金面でいい位置にいられているし、そういう(賞金)争いができているのはうれしいこと。この先、寛仁親王牌もありますしこれからしっかり準備をしていきたいです。