3両編成の新型車両導入で積み残しは?熊本市電ラッシュ時に初運行
熊本朝日放送
熊本市電が導入した新型車両は、25日初めて通勤ラッシュ時に運行しました。 熊本市東区の健軍町電停では、新型車両が導入されて、初めての平日の朝を迎え、午前7時台には2本が運行しました。 市電は、これまで朝の通勤ラッシュの時間帯に、利用者が市電に乗り切れない、いわゆる「積み残し」が課題となっていました。市電を待つ列が近くのアーケードまで伸びることもありました。 24日に運行を開始した新型車両の定員は、従来の車両の平均と比べて約1.5倍の112人です。 熊本市交通局によりますと「これまでの乗車人数の倍くらいの方に一度に乗車いただくことができ、効果が見られた」ということです。 また、来年度もさらに新型車両を増やすほか、減便したダイヤを戻すなど輸送を強化するとしています。