エミリッドバハマヘッド×オリムピックシャフト。プロが「この低スピン性能はかなりスゴイ」と絶賛! 【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】
●ヘッド/エミリッドバハマ CV9(10.5度)
四国のトップアマが開発したアベレージゴルファーが扱いやすいモデルがコンセプトの『エミリッドバハマ』。セミシャローフェース設計により、高弾道と直進性がウリ。シャローフェースはバックスピン量の増える傾向にあるが、ソールフェース寄りにウェイトを配置することでスピン量を適正化し、低スピン高弾道を打ち出すことが可能となった。価格(税込)/ 8万8000円
●シャフト/オリムピック デラマックス08D-5(SR、45.75インチ)
つかまりの良い『020D』と、つかまりを抑えた『07D』の間のニュートラルで癖がないもデル。手元剛性と重量バランスを整える役目を果たす“ケブラークロス”を最適重量配分することで、手元側に重さを感じ、切り返しのタイミングが取りやすく、ヘッド軌道も安定。さらに、デラマックスシリーズで最速のしなり戻りを実現。価格(税込)/ 6万6000円
カウンターバランスシャフトの振り心地は抜群
ここからは堀越プロの試打結果とインプレッションをお届けしよう。 「最近はカスタムクラブでもクラウンにカーボンを使用するところも増えていますが、この『CV9』はフルチタン。打感が良さそうな印象を受けます。また、ソールに目をやると、ウェイトビスがいくつもあるので、重心深度を浅くして強い中高弾道で飛んでくれそう。シャフトはフレックスがSRと表記されていますが、ワッグルするとしっかり感があります。素振りをしてみると、カウンターバランスなので振りやすい。これならHS42m/sくらいでも5SRでいいはず。打つ前の全体的なイメージではオーソドックスないい球が打てそうですね」と堀越プロ。
いつもどおり弾道計測器にはラプソード『MLM2 PRO』を使用する。1球目は堀越プロの宣言どおり、HS42m/sで。堀越プロが打った瞬間に、「球が強い!」と驚く。「シャフトもヘッドも球が上がるほうではなく、高打ち出しというよりも『前に前に』という球が出ました。また、この低スピンは驚きです! ほぼ真ん中に当たっていてスピン量が1920rpm。かなりの低スピンモデルといっていいでしょう」と堀越プロ。続いて、数球打ってみると、「やや芯よりも下に当たってもスピン量が2086rpmでしたので、やはりスピンが入らないモデルと言っていいと思います。ここまでスピンが入らないとなると、ヘッドスピードが40m/sくらいならフレックスRにするか40g台のほうが、球が上がりやすく、ヘッドのポテンシャルが発揮できるでしょう」(堀越プロ) 「打感はフルチタンの割には硬質な感じがして、弾き感は強めです。ヒールヒットしてもスピン量は2200rpmくらいだったので、オフセンターヒットでも低スピンの強弾道が打てるクラブです」とのこと。 なお、ヘッドスピード42m/s前後で5球を打っての平均は下記のとおり。 ボール初速●61.1m/s 打ち出し角●16.8度 スピン量●1791rpm キャリー●226.8Y 総飛距離●250.4Y
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