大関復帰目指す貴景勝、黒星発進で暗雲「集中してやるだけ」首の治療専念で夏巡業全休の影響は否定「関係ない」
「大相撲秋場所・初日」(8日、両国国技館) 10勝で1場所での大関復帰を目指す関脇貴景勝(常磐山)は、御嶽海に寄り切りで敗れ、黒星発進となった。 【写真】イヤリングでかっ!指輪もゴージャス!存在感抜群のセレブ好角家 立ち合いは頭から鋭く当たったが、御嶽海に右を差され、こらえきれずに土俵を割った。「自分の相撲を取ろうと(思っていた)。(相手のうまさに屈した?)そうですね。(夏巡業を全休したことによる相撲勘への影響は)関係ない」とうつむき、「明日集中してやるだけ」と言い聞かせた。 貴景勝はカド番だった夏場所で負け越し、2度目の大関陥落が決定。前回陥落した2019年秋場所では12勝を挙げて1場所で大関に復帰しているが、今回は慢性的な首の痛みを抱えての転落とあって、瀬戸際に立たされている。