アイデア豊かなオリーブ料理でおもてなし ワシントンホテル椿山荘で収穫祭 福島県いわき市
福島県いわき市の磐栄ホールディングス(HD)といわきワシントンホテル椿山荘は11月30日、市内産オリーブの特産品化を目指す初のディナーイベント「いわきオリーブ収穫祭」を同ホテルで催し、アイデア豊かな新開発メニューで参加者をもてなした。 いわきは日照時間が長く、東北では珍しくオリーブ栽培に適しているとされる。磐栄HDは2018(平成30)年に「いわきオリーブ株式会社」を設立して生産・販売を手がけており、同ホテルと連携してさまざまな食べ方、健康効果などを提案するイベントを企画。市が後援、福島民報社が協力した。 「常磐もの」などの地元食材とオリーブを生かした魚料理や肉料理をはじめ、オリーブ豆腐、オリーブ麺、オリーブシフォンケーキなどの創作料理をそろえた。約80人の参加者はオリーブオイルソムリエの中村雅信さんと布施かおりさんのトークを聞き、磐栄グループのホップジャパンや諏訪御湖鶴酒造場の酒も味わいながらオリーブの奥深さに触れた。
磐栄HDの村田裕之社長、同ホテルを運営するいわきティーワンビルの鞍田炎社長、安藤靖雄副市長は「オリーブでいわきを元気にしよう」などと呼びかけた。いわきオリーブの木田源泰社長は11月30日を「いわきオリーブ記念日」にするよう提唱した。