古市憲寿氏 玉木代表“元グラドル不倫”の処分に「不倫はどうでもいい。約束した手取りを上げられるか」
社会学者の古市憲寿氏(39)が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。国民民主党が4日、両院議員総会を国会内で開き、不倫問題が発覚した玉木雄一郎代表について党の名誉と信頼を傷つけたとして、党倫理規則に基づき役職停止3カ月とする処分を全会一致で決めたことに言及した。 玉木氏は「衆院選で期待を寄せてくれた皆さんに改めておわびしたい」と謝罪。代表辞任は否定した。役職停止は4日から来年3月3日まで。その間は古川元久代表代行が職務を担う。榛葉賀津也幹事長は記者団に「玉木氏には3月4日から代表に復帰してもらうことになる」と説明した。 玉木氏は、11月に一部週刊誌で、「高松市観光大使」で元グラドル小泉みゆきとの不倫を報じられ、おおむね事実と認めて謝罪した。10月の衆院選で28議席と躍進し、年収103万円の壁引き上げなどの協議に期待が集まる中でのスキャンダルで、有権者の間に失望感が広がった。 古市氏は「不倫は別に僕はどうでもいいと思うんですけど、結局やっぱり不倫どうこうより約束した手取りを上げられるかってことですよね。実際103万円の壁って、もちろんこの壁をなくした方がいいとは思うんですけど、それって結局、学生とかが中心で本当は130万円の社会保険料の壁だったりとか、いろんな壁を壊していかないと本当の意味で手取りは上がらない。ちゃんとそのことを国民民主党が有権者に約束したようにできるかということが大事だと思う」と自身の見解を述べた。 そのうえで「心配なのは玉木さん、最近なんか表情に自信がないというか、なんか不倫騒動以降、選挙の時に見せたような自信だとか力強さ、キャプテンシーみたいなものがなくなっている気がしてて、これがちょっと国民民主党自体の風が弱まらないかっていうのが心配ですね」と話した。 この古市氏のコメントに、MCの谷原章介は「でも、こういう問題が起きて元気はつらつでいるっていうのもね」とツッコミを入れていた。