省電力製品の活用を 11月18日に津でセミナー、中小向け補助金制度紹介
中小企業・小規模事業者を対象にした省力製品を導入する際の補助金制度を応募から事業の完了までわかりやすく紹介する「中小企業省力化投資補助金セミナー2024in三重」(中小企業省力化補助金事務局、中小企業基盤整備機構中部本部主催、伊勢新聞社共催、県中小企業団体中央会後援)を来月18日午後1時半から、津市桜橋の三重県教育文化会館で開催する。定員150人で参加無料、事前申し込みが必要となる。 中小企業省力化投資補助金は、清掃ロボットや自動精算機、無人搬送車など人手不足解消に効果が見込めるIoTやロボットなどの省力化製品の導入費用の一部を補助するもの。補助率は2分の1で補助上限は従業員数ごとに異なる。生産性向上と賃上げを目的としている。 カタログに登録された対象製品の中から選んで導入し、販売事業者と共同で事業計画をまとめる。 セミナーでは中小機構中部本部や同補助金事務局の担当者から補助金の活用法や交付申請のポイントなどについて講演が行われる。 県中小企業団体中央会の担当者は同補助金の特徴として「既存事業の省力化を対象とした補助金で、他の補助金と比べても手続きが簡易的。小規模企業や個人事業者も申請しやすい」と話し、「公募期間も長く、これから補助対象製品も増えてくるので、活用のための足がかりとしてぜひ来場してほしい」と呼びかけた。
参加申し込みは伊勢新聞社営業部=電話059(224)0003、または二次元バーコードから。