味覚で旅を演出…山陰いいもの探検隊推しのグルメ新商品「駅弁がおいしくなるビール」など発売へ
山陰中央テレビ
JR西日本が呼びかけ、山陰の隠れた名物や特産品の発掘に取り組んでいる「山陰いいもの探県隊」が、地元の食材を活かした新商品を開発、その試作品が完成し、米子市で試食会が開かれました。 22日に米子市で開かれた試食会。JR西日本が呼びかけ、2014年から活動している「山陰いいもの探県隊」が初めて開発した新商品の味を確かめます。 「山陰いいもの探県隊」には、山陰両県の企業の代表や個人39人が参加、山陰エリアの隠れた名物や特産品を発掘し、販路拡大に取り組んでいます。 2024年度からは、山陰の食材を生かしたオリジナル商品の開発に取り組んでいて、その試作品がお披露目されました。 島根ビール・矢野学代表取締役: 駅弁に合うビールを開発しました。 まず紹介されたのは、その名も「駅弁がおいしくなるビール」。 島根ビール・矢野学代表取締役: ひとつは生姜ですね、駅弁の材料にも多く使われているので、共通の食材を入れることでさらに美味しくなるであろう魚介類・カニを使った駅弁が多いので、相性が良くなるように藻塩を入れた。 材料として隠岐の島町の藻塩を使用、副原料のコメも飯南町産。松江市のクラフトビールメーカー「島根ビール」が丁寧に仕上げました。 このビールにあわせる駅弁は、鳥取駅の「かに寿司」や松江駅の「島根牛みそ玉丼」など、山陰を代表する4種類を用意。探県隊のメンバーなどがビールとの相性を確かめました。 一文字家・影山直観社長: これは本当に飲みやすくて、素晴らしい。駅弁にぴったり。生きくらげのくにゅくにゅという感触を楽しみながらビールを飲むと、味がまろやかになって美味しかった。 ということで…。 村上遥アナウンサー: まずはカニの酢飯の駅弁を頂きます。そして駅弁に合うビール…。一口飲んだだけで塩味を感じます。後味はすっきりしているので、酢飯とカニとの相性が良いです。 新開発の商品は他にも…大山産のそば粉と小麦を使ったそば。米子市の長田製麺所と共同で開発しました。 長田製麺所・長田賢一代表取締役: 地元の方向けに作っていたけど、県外の方にも食べてもらいたいという思いもありますので、今回のこのような機会で買ってもらえれば嬉しい。 JR西日本・大東幸治さん: 食べて飲むことがセットで楽しめる。こういったものを旅のプラスアルファのお供として楽しんでもらいたい。 味覚で旅を演出…山陰の鉄道の旅に新たな魅力が加わりそうです。 開発された2つの新商品は、今後さらに改良を加え、山陰両県内の土産物売り場やJR西日本の公式オンラインショップで12月から販売される予定です。
山陰中央テレビ