紛失したはずの成績ファイル、同僚教員の家で発見? 尾道市
広島県尾道市立小の教員が児童の成績ファイルを紛失した問題で、市教委は12日、問題を公表した翌日の7月3日に同僚教員の自宅で見つかっていたことを明らかにした。市議会教育スポーツ委員会で答弁した。 市教委によると、ファイルを紛失したとされた教員は6月下旬、延べ154人分の個人情報を含むファイル1冊を校内の机の引き出しに入れていたという。盗難届を受理した尾道署が捜査し、同僚教員方で発見。この教員は4~8月が任期の代員で、窃盗容疑で書類送検された後、不起訴処分となった。個人情報の流出は確認されておらず、当該校の全保護者に経緯を説明したという。
中国新聞社