【大分】インフルエンザが猛威 今シーズン初の警報
大分朝日放送
インフルエンザ患者が急増しています。 1定点医療機関あたりの感染者数が先週、30人を超え、大分県は今シーズン初めて警報を出しました。 新型コロナやマイコプラズマ肺炎なども流行する中、年末年始を前に気をつけるべきこととは。 15日までの1週間県内58の定点医療機関で確認されたインフルエンザの感染者数は前の週のおよそ3倍にあたる2159人、定点当たりでは37・22人でした。 管轄する保健所別に見ると大分市で最も多く801人次いで、東部で458人北部で323人など全てのエリアで感染が拡大しています。 新型コロナは先週から50人ほど増えて170人でした。 ベットにぐったり横たわる80代の男性。 先週、新型コロナによる脱水と発熱で自宅で動けなくなり、大分市の病院に救急搬送されました。 大分三愛メディカルセンター感染防止対策部 山田雅也薬剤師 「インフルエンザが増えてきていると思うコロナウイルスもやや増えています微増くらいですごく流行っているわけではない」 病院では院内での感染拡大を防ぐため熱がある患者専用の待ち合い場所を用意し面会の回数を減らすなど制限を設けています。 感染症に詳しい大分大学医学部の平松和史教授は今後のインフルエンザと新型コロナの流行についてこう予想します。 大分大学医学部 平松和史教授 「今シーズンは少しずれて流行するかもしれないなと思う(コロナは)1月後半や2月は危ないかもしれないなと思う」