アーティストの日比野光希子さんが記念講演 岐阜北高校同窓会「北斗会」総会
岐阜市の岐阜北高校の同窓会「北斗会」の総会と記念講演が、市内のホテルで開かれ、出席者が結束を誓うとともに卒業生でアーティストの日比野光希子さんが講演しました。 日比野さんは、岐阜北高校を卒業後、多摩美術大学デザイン科、東京芸術大学大学院美術研究科を経て、家具デザインや舞台美術、それに本の装丁や題字制作など多彩な分野で活躍しています。 総会には、卒業生約240人が出席しました。 記念講演では、日比野さんが「紙と鉛筆」と題して講演し、同じく卒業生で画家、美術活動家として活躍する加藤誉使子さんが聞き手を務めました。 日比野さんは「紙と鉛筆」とした演題に込めた意味について、「気に入った場所、景色があれば描く。必ず持っていなくてはならないもの」と話しました。 また、活動の中で大切にしていることとして「一つひとつの作品だけでなく、それを飾る空間づくりを大切にしている」と明かし、同じアーティストの立場から、聞き手の加藤さんも共感していました。
講演の後は、懇親会が開かれ、卒業生を前に岐阜北高校吹奏楽部の部員が校歌など3曲を披露しました。