森且行は引き続き跳ね対策に全力を注ぐ

　川口オート「スーパースターフェスタ2024　～SG第39回スーパースター王座決定戦～　～スーパースターシリーズ戦　平尾昌晃杯」は29日、3日目を開催した。森且行（50＝川口）の予選3走目は精彩を欠いて4着。原因はやはり…。 　懸案の跳ねは…3日目になっても解消されないままだ。無事故完走で準決勝戦進出は決まっており勝ち上がりに影響はないが、終始迫力を欠いての4着に、引き揚げるなり嘆き節が続いた。 「症状が一緒。突っ込みで車が暴れて曲がっていかない。コーナーで内線につかないし、このドドドじゃ乗れない。とにかくハンパじゃないよ」 　連日フォーク周りを扱い、関連部品はほとんど交換し「足周りは全部やった。これでも来るんじゃね…。もうエンジンを疑います。やろうと思っていたピストンを交換する」。 　試走は3・28の一番時計を叩き出したように、エンジンのベースは決して悪くない。「余裕はあるんだよ。エンジンは行こうとしているんだけど、どうしても…」。この機力を生かすには、一にも二にも跳ね軽減が絶対条件。今年最終戦の優出へ、正念場を迎えた。