ラストダンスはマブダチの“チェンさん”と――ヴェノムが「ダンシング・クイーン」で踊りまくる映像披露
映画「ヴェノム」シリーズの最終章「ヴェノム ザ・ラストダンス」(公開中)の新たな本編映像(https://youtu.be/-sw9jMP3LM4)が、このほど公開された。 解禁されたのは、本作のタイトルでもある“ラストダンス”を連想させるヴェノムとチェンさん(ペギー・ルー)のノリノリダンスシーン。前作でエディとヴェノムがクレタス・キャサディと彼のシンビオートであるカーネイジを倒して逃亡したところから始まる本作だが、エディとヴェノムは資金稼ぎのために乗り込んだラスベガスのカジノで旧友チェンさんと再会を果たすことになる。 チェンさんと言えば、サンフランシスコでのエディ行きつけのコンビニのオーナー。1作目「ヴェノム」で自身の店に押し入った強盗相手に姿を現したヴェノムに助けられて友人となり、2作目「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」では、一時的ではあるがヴェノムの宿主となってファンたちを魅了した。そんなシリーズでお馴染みのチェンさんは、本作ではコンビニのオーナーから一転、ラスベガスでパーティーをしている浪費家に。ゴージャスな真っ赤なドレスを纏ったチェンさんは、ヴェノムたちを高級ホテルのペントハウスに誘い、ダンスを繰り広げる――。 本編映像内では、ヴェノムが「踊ろう、チェン」とマブダチのチェンさんをダンスを誘い、ABBAの曲「ダンシング・クイーン」にあわせて、伸びやかに、そして後半にいくにつれてキレッキレのダンスを披露。ヴェノムのテンションは最高潮に達し「オレたち最高に楽しもう」と歌い上げ、チェンさんを華麗にエスコートしていく姿に相棒のエディが「いつ練習した?」と驚きの声をあげる。ところが、完全に一体化したエディとヴェノムを見つけた最凶最大の敵ヌルの手下が忍び寄る……といった内容だ。 シリーズ3作を通して脚本を務めた監督のケリー・マーセルは「ヴェノムの最初の2作のミセス・チェンに対するファンの反応はクレイジーなものでした」と言い、「人々は彼女を愛しています。彼女にはメガネと地味な衣裳を着せたんですが、ペギーは生き生きとした素晴らしい人で、ダンスができるということも分かったのです。それで、ミセス・チェンをサンフランシスコから連れ出しました。おそらく、彼女とヴェノムが一緒にちょっとしたダンス・ルーティンをするというのは、映画の中で最もクレイジーなシーンです」とシーンについて明かす。 チェンさん役を演じたペギー・ルーは「エディとヴェノムと、私との関係は進展しました。私たち3人は、何と言うか…、一緒にいると落ち着けます。私たちの友情はレベルが1つ上がったと思います」とコメントを寄せている。