伏兵ロヴィーサ最内強襲Ｖ 大根田裕之調教師３００勝に「大感謝でございます」【京都５Ｒ・２歳新馬】
１３日の京都５Ｒ・２歳新馬（芝外１８００メートル）はリオンディーズ産駒で幸騎乗の９番人気ロヴィーサ（牝・大根田）が勝利した。勝ち時計１分４９秒４（良）。管理する大根田裕之調教師（６５＝栗東）は、本レースでＪＲＡ通算３００勝を達成した。 【写真】ＪＲＡ通算３００勝を達成した大根田裕之調教師 同じ大根田厩舎の管理馬でＪｐｎⅡ兵庫チャンピオンシップを制したリプレーザの全妹が、厩舎のメモリアルＶを決めた。１枠１番から枠なりで先行すると、道中は３番手を追走。４コーナーで最内に進路を取ると直線は鋭く脚を伸ばして、そのまま後続を１馬身突き放した。 鞍上の幸は「ずっと手応えが良く、その手応え通り直線に向いてからも伸びてくれました。楽しみです」とパートナーをたたえた。 厩舎ゆかりの血統で記念Ｖを飾った開業２６年目の大根田調教師は、開口一番「皆さんに感謝しかないです。大感謝でございます」。続けて、「この上（リプレーザ）が勝っているから、牝馬だけどこの馬も見たときに悪い馬じゃないし、先生とも縁があるから買いましょうか、みたいな感じだったね」と笑顔を見せた。次走は馬の状態を見ながら決めていくという。
東スポ競馬編集部
