1990年代の「国産バイク」名車であなたが好きなのはどれ? 「カワサキ ゼファーχ」「ホンダ CB400スーパーフォア」などを紹介!
1980年代のバイクブームでさまざまなバイクが開発され、さらに発展を遂げた1990年代。走り屋が峠を攻めるようになり、バイクの走行禁止区域が増えるなど、社会問題にもなりました。さまざまな要因でバイクブームが衰退した1990年代でしたが、今でも人気の高い名車が数多く生み出されました。 【画像:1990年代の「国産バイク」名車18選を見る】 そこで今回は「1990年代の国産バイク」をテーマに、日本の4大バイクメーカーの代表的なモデルを紹介していきましょう!
●カワサキ
1990年代のカワサキを語るうえで欠かせないのが、1989年に販売された「カワサキ ゼファー」シリーズ。1996年に発売されたゼファーの後継機とも言える「カワサキ ゼファーχ」や、大型バイクである「カワサキ ゼファー750」「カワサキ ゼファー1100」など、現在でも人気なゼファーシリーズが続々と販売されました。また、ネオクラシックバイクも販売されており、1992年には「カワサキ エストレヤ」、1999年にはWシリーズの「カワサキ W650」も発売されています。 その他にも250ccのネイキッドモデル「カワサキ バリオス」や、ビキニカウルが特徴的な「カワサキ ZRX」などの名車が販売されていました。
●ホンダ
この年代のホンダ車として外せないのが「ホンダ CB400スーパーフォア」の誕生でしょう。多くの教習所でも使用されていた大ヒットシリーズで、令和2年排出ガス規制により2022年に生産終了となった際には、多くのバイクファンにとって衝撃だったのではないでしょうか。 また、スーパースポーツモデルの元祖とされている「ホンダ CBR900RR」や、クルーザータイプの「ホンダ V-ツインマグナ」、マグナシリーズながら原付免許で乗れてしまう「ホンダ マグナ50」、スズメバチを意味する「ホンダ ホーネット250」といった現在でも人気の高いバイクがそろっています。
●ヤマハ
「ゼファー」「CB400SF」と並び、人気車両だったのが「ヤマハ XJR400」。「XJ400」(通称、ペケジェイ)を踏襲したモデルで、大排気量のモデルも生み出された人気シリーズです。また、1980年代に圧倒的な加速力を持ったマシンとして北米で話題となった「ヤマハ VMAX1200」の国内仕様が1990年に発売されました。 また、後に漫画『ゆるキャン△』の志摩リンが乗っているバイクのモデルとなり話題になった原付バイク「ヤマハ ビーノ」や、クルーザータイプの名車「ヤマハ ドラッグスター400」などが販売されました。