ロンドンに歩行者天国を提案 オックスフォード・ストリート
ロンドン、イギリス、9月18日 (AP) ― ロンドンのサディク・カーン市長が9月17日、首都を象徴するオックスフォード・ストリートを「環境に優しく」「健康的で」「安全な」人の往来と買い物による消費を増やす、「世界一流」の公共空間に模様替えする提案を発表した。 提案は、世界有数のショッピング街であるマーブル・アーチとオックスフォード・ストリートの間の道路を、歩行者天国にしようというもの。 カーン市長とアンジェラ・レイナー副首相はこの日、百貨店ジョン・ルイスのオックスフォード・ストリート店を訪れ、提案がトップショップやハウス・オブ・フレーザー、ディベンハムスといった大型小売店がなくなったこの地域の再生の一助となるだろうと述べた。 オックスフォード・ストリートにある店舗の14%が空き店舗となっているが、人気の高いエリザベス・ラインがこの地域の公共交通機関の選択肢に加わり、歩行者天国が実現すれば、店舗の業績が向上する可能性がある、とカーン市長は力説した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)