「圧倒的1番を目指す」 センバツ交流試合前に 履正社高・関本主将ら市長訪問 豊中 /大阪
2019年夏の甲子園優勝校で、「20年甲子園高校野球交流試合」(センバツ交流試合)と府高校野球大会に出場する履正社高(豊中市)の関本勇輔主将(3年)と岡田龍生監督が7日、豊中市役所を訪れ、長内繁樹市長に新型コロナウイルスによる練習への影響や試合への意気込みを語った。府大会は7月18日に、交流試合は8月10日にそれぞれ開幕する。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 新型コロナの影響で約2カ月間、自宅待機の中で自主練習してきたが、6月15日から学校のグラウンドで練習を再開した。岡田監督は「野球をできる喜びが体からあふれていた。マイナス面だけでなく、普段どのように野球と向き合っていたのか、自分を見つめ直す機会にしてほしい」と期待した。 連覇を目指した夏の甲子園は中止になった。長内市長は「昨年は、言ってもらった通り、抱負が実現した。今年の抱負は」と尋ねると、関本主将は「日本一は難しいけど、圧倒的な1番を目指す」とはっきりとした口調で誓った。【荻野公一】