ドラゴンズの“起爆剤”に…?中日、1軍定着が待たれる有望株(5)“素材型ドラ1”は積極起用も…?
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。2年連続最下位から巻き返しを誓った中日ドラゴンズは、今季も苦戦を強いられている。しかし、Aクラス入りの可能性は残しており、大逆転でのCS進出に向けて起爆剤となる選手の台頭も望まれるだろう。今回は、一軍定着が待たれる中日の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月7日時点)
ブライト健太
投打:右投右打 身長/体重:184cm/88kg 生年月日:1999年5月7日 経歴:葛飾野高 - 上武大 ドラフト:2021年ドラフト1位 本格覚醒が待たれているのが、大卒3年目のブライト健太である。 葛飾野高から上武大に進学すると、4年時には春季リーグでMVPを獲得し、全日本大学野球選手権でも活躍。プロ注目の存在となり、中日ドラゴンズからドラフト1位で指名された。 ルーキーイヤーは故障が相次いだ影響で一軍出場はなく、ファームでも46試合出場で打率.211と苦しんだ。 それでも昨季は、ファームで57試合に出場し、打率.309、7本塁打の好成績をマーク。一軍でもシーズン通算で14安打をマークするなど、成長の兆しを見せた。 今季は、ここまで20試合の出場で打率.240。8月24日の読売ジャイアンツ戦では代打出場で待望のプロ初本塁打を放つなど存在感を発揮。 現在も一軍帯同を続けているブライト。代打などのチャンスで結果を残し続け、スタメンの機会を勝ち取りたい。
ベースボールチャンネル編集部