「心から謝罪する」セルティックFW古橋亨梧の移籍「誤報」をMLS公式が謝罪。アトランタ指揮官が獲得に関心の噂も
アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)は現地時間9日、スコットランド・セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧をアトランタ・ユナイテッドが獲得したとの発表は誤りだったと公式サイトで謝罪した。英メディア『BBC』は古橋に持ち上がっている移籍の噂と今回のミスが起きた原因を報じている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 MLSは8日に古橋の移籍決定の記事を掲載後、すぐに削除していた。フライング発表の可能性もあったが、9日にJ2サガン鳥栖がFW富樫敬真のアトランタへの完全移籍を発表している。 同メディアは、「また、アトランタがキョウゴを獲得したと主張する記事がMLSのウェブサイトに掲載されたがすぐに削除された。同じ頃、アトランタは富樫と契約したことを発表した。(MLS公式の)声明では『異なる選手がMLSクラブと契約したと記した記事を誤って掲載した。記事はただちに削除され、訂正された。影響を受けた関係者に心から謝罪する』と述べている」と、富樫と古橋を間違えた可能性が高いことを指摘していた。 もっとも、アトランタが古橋獲得に関心を示しているとの噂は今回の発表の前からあがっていた。アトランタ・ユナイテッドには、元セルティックのロニー・デイラ氏が新監督に就任しており、古橋獲得の噂がこれまでも度々現地では報じられていたからだ。 今回はミスだったことをMLSが発表しているが、今冬もしくは来夏の移籍市場において、再びアトランタが古橋獲得に向けて動くかもしれない。
フットボールチャンネル編集部