アリババ、4-6月売上高は予想下回る-積極的な販促も消費鈍い
(ブルームバーグ): 中国の電子商取引最大手、アリババグループの4-6月(第1四半期)は4%の増収にとどまった。中国の消費環境が不安定な中、積極的な販促活動や新たなショッピング機能を取り入れたが、消費の押し上げにはつながらなかった。
売上高は2432億元(約5兆円)。市場予想は2499億元だった。純利益は約27%減の243億元。集客や顧客維持のためのコストがかさんだ。
投資家は好転を期待していただけに、失望を誘う決算に不安が広がる可能性は高い。アリババは2020年のテクノロジー企業に対する取り締まり以降、安定した成長や革新の実現で苦戦している。
アリババの米国預託証券(ADR)は米国市場15日開場前の時間外取引で一時4.3%下落した。
原題:Alibaba’s Revenue Misses Estimates in a Blow to Revival Effort
*ALIBABA ADRS FALL 4.3% AFTER 1Q REVENUE MISSES ESTIMATES
(抜粋)
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Zheping Huang