希望ナンバー「謎の358」はなぜ人気? 理由わかれば「1031(天才!)」 語呂合せでも無いのに付ける人多いワケ
様々な種類がある「希望ナンバー」 358が人気の理由は?
最近、自動車の希望ナンバーのうち「358」という数字が人気を集めています。 ゾロ目や語呂合わせなどではない数字ですが、一体なぜ人気なのでしょうか。 【画像】「えっ…!」これが 話題となった希望ナンバーです(34枚)
新車を購入したときやクルマの名義・住所変更などをする際には、「希望ナンバー制」を利用できます。 この希望ナンバー制とはナンバープレートのうち4桁以下の数字の部分をクルマの所有者が自由に選べる制度のことで、自家用・事業用の登録自動車または自家用の軽自動車であれば利用できます。 ただし、必ずしも希望の番号を取得できるとは限りません。希望番号には「抽選対象希望番号」と「一般希望番号」の2種類があり、特に抽選対象希望番号は人気が高いため、毎週抽選をおこなって当選した人のみが取得できる仕組みです。 その一方、一般希望番号は抽選対象希望番号以外の番号をいい、他の誰かがすでに利用していない限り取得できます。 2024年9月現在、全国一律で抽選対象希望番号に指定されているのは「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「3333」「5555」「7777」「8888」の13個の番号です。 つまり、このいずれかの番号を希望する場合は全国どの地域でも抽選がおこなわれ、当選しなければ取得できないといえるでしょう。 さらに、特定の地域に限って抽選対象希望番号に指定されている数字もあります。 たとえば「1122(いい夫婦)」は札幌、千葉、大宮、品川、大阪ナンバーなど、「2525(ニコニコ)」は品川、横浜、名古屋、神戸などの地域で抽選対象となっています。 また地域名やその地域の特色をあらわした抽選対象希望番号もあり、三重ナンバーにおいては「3」、軽自動車の富士山ナンバーでは富士山の標高を示す「3776」がそれぞれ人気です。 このように数字1文字やぞろ目、語呂合わせ、地域にゆかりのある数字などが人気を集める中、名古屋ナンバーの登録自動車では全国で唯一「358」という数字が抽選対象希望番号に指定されています。 加えて2023年10月、一般社団法人全国自動車標板協議会が発表した全国の希望ナンバーの人気ランキングでは、「358」が軽自動車部門において「2525」や「3」、「1」などを抑え全国1位に輝きました。 なお、希望ナンバーには一見意味が分からないものも。例えば「178」はB’zの稲葉氏が由来なことや、「3298」は「ミニクーパー」に付けられることが多いです。 その他、「645(無事故)」や「2574(事故なし)」、といった縁起の良い語呂合わせから選ばれるケースも。 このように意味がわかると「1031(天才)」と言える希望ナンバーもあり、様々な数字が選ばれているようです。