奇妙で刹那的な男女3人の旅を描いた、工藤梨穂監督最新作 映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』が劇場公開
黒沢清監督による大ヒット作『Chime』を生み出した映画制作レーベル「Roadstead」による新たな注目作、工藤梨穂監督作品 映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』が劇場公開される。 監督は、第40回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2018」グランプリに輝いた工藤梨穂。商業デビュー作『裸足で鳴らしてみせろ』は第51回ロッテルダム国際映画祭に正式招待されるなど、国内のみならず海外からも称賛を浴び、その動向が注目されている。本作は『Chime』とともに、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門(Berlinale Special)された。 真夏の京都の地で撮影された本作は、“誰かを演じる”ことによって運命的に交錯する男女3人の巡り合わせの旅を描くオリジナル作品。代理出席屋を生業にする女・城野譲(村上由規乃)に思いを寄せる中華料理屋の店員・三枝南平(諏訪珠理)はある日、5年もの間失踪していた親友・長谷薫(藤江琢磨)と再会するが‥‥。 主演を務めるのは『オーファンズ・ブルース』以来、工藤と再タッグを組む村上由規乃。男2人の旧友“いづみ”になりすます代理出席屋の女・城野譲役を演じる。譲に思いを寄せる中華料理屋の男・三枝南平役には『裸足で鳴らしてみせろ』の諏訪珠理。そして、長い失踪から突然帰還した南平の親友・長谷薫役に『PLASTIC』の藤江琢磨が名を連ね、そのほか、長谷川七虹、山﨑龍吾、西出明、鈴木卓爾が脇を固めている。 映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』は、2025年2月1日(土)より順次劇場上映。
otocoto編集部