バレーボール・石川真佑「もっと高いレベルでプレーしたい」イタリアの強豪・ノヴァーラへ移籍発表
バレーボール女子日本代表のアウトサイドヒッター・石川真佑は11日、イタリア1部セリエAのノヴァーラに移籍することを発表した。チームの発表によると、契約期間は2026年6月までの2年間。 石川はマネジメント契約を結ぶ博報堂DYスポーツマーケティングを通じてコメントを発表した。 「今シーズン、ノヴァーラでプレーすることになりました。昨シーズンよりも、自分自身、さらにレベルアップしたいなと思いましたし、もっと高いレベルでプレーしたいという気持ちがあって決断することにしました。イタリアシーズン2年目になりますが、1年目よりも、さらに自分自身もたくさんの人とコミュニケーションを取りながらやっていきたいなと思いますし、しっかり結果を残していきたいと思います。ご声援よろしくお願いします」 石川は19年から4シーズン過ごしたVリーグの東レを退団後、23―24年シーズンからセリエAに移り、1年目はリーグ14チーム中10位のフィレンツェでプレーした。個人としては世界各国の代表選手も多く在籍するリーグで10位の計341得点を挙げ、力を示した。 イタリア挑戦2シーズン目は、昨季レギュラーシーズンとプレーオフで4強入りした「ノヴァーラ」でのプレーを選んだ。欧州のCEVチャレンジカップでは優勝経験もある強豪クラブで、さらなる成長を誓う。 3月に前年度のシーズンを終えて、現在は日本代表の活動に入っている。今夏のパリ五輪の出場権に向け、ラストチャンスとなるネーションズリーグ1次リーグのトルコラウンドが14日から始まり、世界ランク9位の日本は15日(日本時間16日未明)の初戦で同1位のトルコに挑む。石川はチームの主軸の一人としてイタリアでの成長を示し、出場権獲得に貢献していく。
報知新聞社