【エプソムC】レーベンスティールが圧巻の末脚で快勝! ルメール騎手はJRA重賞通算150勝
6月9日の東京11Rで行われた第41回エプソムカップ(GⅢ、3歳以上オープン、別定、芝1800メートル、18頭立て、1着賞金=4300万円)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気レーベンスティール(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)が中団馬群で脚をためると、直線で一気に加速し圧巻の末脚を見せ快勝。11着に大敗した前走の新潟大賞典から巻き返し、2つ目の重賞タイトルを手にした。C・ルメール騎手は史上5人目のJRA重賞通算150勝を達成。タイムは1分44秒7(良)。 2馬身差の2着にはニシノスーベニア(9番人気)、さらに2馬身遅れた3着にシルトホルン(7番人気)が入った。 エプソムCを勝ったレーベンスティールは、父リアルスティール、母トウカイライフ、母の父トウカイテイオーという血統。北海道日高町・広富牧場の生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は9戦4勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2023年セントライト記念(GⅡ)に次いで2勝目。田中博康調教師はエプソムC初勝利、C・ルメール騎手は19年レイエンダに次いで2勝目。