観光署、台鉄とコラボ ランタンフェス限定のウナギ弁当発売 限定100個/台湾
(台北中央社)南部・台南市で台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)が開催されるのに合わせ、交通部観光署(観光庁)は台湾鉄路(台鉄)と手を組み、同フェス限定のコラボ弁当を来月1日から10日まで台南や高雄の計3駅で販売する。南部産の新鮮な野菜や海産物などを使用し、各地からの旅行者に地域の特色を伝える。 同フェスは毎年開催地を変えて行われるもので、観光署が開催地の県市と共同で主催している。今年は台湾高速鉄道(高鉄)台南駅周辺と安平地区の2会場で開かれる。メイン会場の高鉄会場は24日開幕。安平会場は3日から点灯が始まっている。両会場とも来月10日まで。 弁当のパッケージには、観光署のキャラクター「オーベア」(喔熊、オーション)とその幼なじみでいとこの「ハイベア」(嗨熊)のイラストがあしらわれた。 主菜のウナギには日本輸出レベルのものを使用し、甘辛いタレを絡めた。高雄の山で採れた山菜の炒めや屏東東港のサクラエビ、旬のミニ白菜とクコ、シイタケの炒め、ダイコンのローゼル漬けも添えられている。 台鉄台南駅や高鉄台南駅、左営駅でランチタイムに毎日100個限定で販売される。1個199台湾元(約950円)。 22日には台北駅で試験的販売も実施された。 (汪淑芬/編集:名切千絵)