圧倒的な存在感!3.5リッターV6エンジン搭載の北米専用ミドルサイズSUV ホンダ「パスポート」がフルモデルチェンジ
SUVらしい直線基調のボディに3.5リッターV6エンジンを搭載!
北米ホンダは2024年11月13日、オフロード性能が向上したミドルサイズSUVの新型「パスポート(Passport)」を発表しました。 【画像】2026年モデルとして発表された4代目の新型「パスポート」を写真で見る(30枚)
2026年モデルとして発表された4代目となる新型パスポートは、開発コンセプトに「Born Wild(生まれならの野生児)」を掲げ、SUVらしい直線基調のシャープなエクステリアデザインが特徴です。 ボディサイズは全長190.6インチ(約4841mm)×全幅79.5インチ(約2019mm)×全高73.1インチ(約1856mm)、ホイールベースは113.8インチ(約2890mm)で、存在感溢れるダイナミックな佇まいです。 インテリアには、直感的で使いやすいテクノロジーがスマートに統合され、10.2インチのデジタルドライバーディスプレイ、54%大型化された12.3インチのタッチスクリーンが標準装備されています。 新型パスポートはオフロードにこだわったモデルで、グレード展開は「RTL」「トレイルスポーツ」「トレイルスポーツ・エリート」となります。 標準モデルのRTLは、ブラックのトリムとグリル、マットブラックのロッカートリムとルーフスポイラー、フロントとリアのシルバーのスキッドガーニッシュが特徴です。グロスシャークグレーの18インチホイールとオールシーズンタイヤ(265/60R18)が標準装備されています。 オフロード色を強めたトレイルスポーツはオフロード走行向けにチューニングされたサスペンションを採用し、悪路での走破性と乗り心地を向上させています。スポーツ・エリートは、4つの外部カメラを使用し、前方、後方、側面、360度の映像を表示できる新開発の「トレイルウオッチ」カメラシステムを標準装備。 全モデルのフロントバンパーおよびテールゲートには、「PASSPORT」の車名が刻まれるほか、トレイルスポーツとトレイルスポーツ・エリートは、ボディ前後に専用エンブレムも装着されます。 パワートレインは、最高出力285馬力、最大トルク355Nmを発生する新開発の3.5リッターV6エンジンが搭載されています。トランスミッションにはパスポート専用チューニングの10速ATを採用し、パドルシフトが標準装備されています。 悪路での走行性能を高めるため、パスポートには第2世代のホンダ独自のトルクベクタリングAWDシステム「i-VTM4」を標準装備。このシステムは、リアドライブユニットの強化により40%多くのトルクを処理でき、30%速い応答性を実現しています。 なお、新型パスポートは2025年初頭から販売され、4万ドル(約624万円)からとされています。
VAGUE編集部