11年ぶりJ2の富山、昇格に貢献のMF脇本晃成が退団「来年J2の舞台で、富山のために戦いたかったのですが…」
カターレ富山は10日、MF脇本晃成(30)の契約満了を発表した。 脇本は広島県出身で、サンフレッチェ広島の下部組織や東京学芸大学を経て、2016年にカターレ富山に入団。2020年にいわてグルージャ盛岡へ移籍した。 2023年に富山に復帰。11年ぶりのJ2復帰を叶えた今シーズンは、明治安田J3リーグで19試合、YBCルヴァンカップで3試合プレー。J2昇格プレーオフでは準決勝、決勝ともにフル出場した。 富山退団が決まった脇本は、クラブを通じてコメントしている。 「カターレ富山に関わる全ての皆様。11年ぶりのJ2復帰おめでとうございます。皆さんと共に目標を達成する事ができて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。プレーオフ決勝でのあの歓喜の瞬間は、一生忘れません!!」 「今年で富山を離れることになりました。2年前、一度富山を離れた僕を温かく迎えてくださりとても嬉しかったです。昨年はケガに苦しみ個人としてもチームとしても悔しいシーズンでした。今年はその思いをバネに『絶対J2復帰するんだ』という強い思いを持って戦い、目標を達成する事ができました」 「どんな時も僕たちを信じて熱い声援を送ってくださったサポーターの方々のお陰です。ありがとうございます。来年J2の舞台で、このチーム、サポーターと共に富山のために戦いたかったのですが、それが叶わず残念です。2年間このチームでプレーする事ができて幸せでした。本当にありがとうございました!!」
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