板垣瑞生とSHELLY、「環境に配慮したティッシュの使い方」で盛り上がる
性別も恋愛対象も、「その人にとっての当たり前」がある
板垣はSDGsを考えるきっかけになった作品として、映画『アデル、ブルーは熱い色』を紹介した。 『アデル、ブルーは熱い色』あらすじ 運命の相手は、ひとめでわかる―。アデルは、道ですれ違ったブルーの髪の女に、一瞬で心奪われる。偶然再会を果たしたエマは、画家を志す美学生。アデルは身も心も一途に、エマにのめり込んで行く。数年後、教師になる夢を叶えたアデルは、エマの絵のモデルをつとめ、幸せな日々を送っていたが…。 (映画『アデル、ブルーは熱い色』公式サイトより) 板垣:結果、観ていた映画がSDGsだったんだって気付いたパターンだったんですけど。例えば自分が女性が好きなこと、僕が今女性が好きになることって僕にとっては当たり前だけど、誰かにとっては当たり前じゃないということを、僕は子どもの頃から母親とか父親とかから教わっていて、違和感はなかったんです。 SHELLY:理解があったのね。 板垣:男性が男性のことを好きになるっていうのも、僕が女性を好きであるとことと一緒だって思って僕は生きていて。自分にそういう人が友だちにいたかって言われるとそうではなかったんですけど、だからこそ映画を観て、女性も女性が好きであるとかって、ようは男性の肉体じゃない人間の心理とかも、それがその人にとって当たり前であれば当たり前なんだって、この映画を観たときにすごく腑に落ちた部分と、映画としてもシンプルに好きだっていうのと。 「男性が女性を好きになって、女性が男性を好きでという人間が多いからそういう作品が生まれやすいけど、そこに性別は正直は関係ない」と板垣は続ける。 板垣:だから面白い作品ということで言ったら、男性が女性のことを好きだろうが、男性が男性のことを好きだろうが、女性が女性のことを好きだろうが、女性が男性のことを好きだろうが関係ないんだって。それの人にとってそれが愛であるかどうかっていうのをすごく再認識させられた映画ですね。