【写真：Getty Images】

　ジョゼ・モウリーニョ監督が指揮を執るフェネルバフチェSKが、バルセロナのFWアンス・ファティを今冬にレンタルで獲得することに興味を持っているようだ。スペインメディア『Goldigital』が、現地時間17日に報じた。ファティは、2027年6月30日までクラブと契約を結んでいる。　 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール！ 　昨季はブライトンに活躍の場を移していたファティは、今夏にバルセロナに復帰したものの、足裏の負傷で出遅れた。9月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）のASモナコ戦で復帰を果たしたものの、その後のラ・リーガの3試合ではプレータイムは与えられず。今月2日の欧州CLのBSCヤングボーイズ戦、6日のデポルティーボ・アラベス戦では後半途中からピッチに立ったが、バルサの勝利はほぼ確実な状況だっただけに、ハンジ・フリック監督がクラブの10番にどれほどの期待を寄せているかは不透明な状況だ。 　同メディアは「ジョゼ・モウリーニョは、フェネルバフチェでのシーズン開幕がやや不安定であるため、チームに加えたい選手を探しており、その1人としてアンス・ファティに注目している」と報じ「バルセロナのファティは、再びハンジ・フリックによって戦力外となり、次の移籍市場で放出される見込みが高まっている」と伝えている。 　続けて「フェネルバフチェは、バルサとアンス・ファティに関する交渉が進展することを期待しており、すでに少なくともレンタルでの獲得と買い取りオプションに関する条件の問い合わせを始めている」と綴り、「ファティのレンタル移籍は、これまで期待通りの成果を出していないが、モウリーニョは彼に自信を取り戻させ、かつて『メッシの後継者』と呼ばれた選手としての輝きを取り戻させたいと考えている」と記している。夏の移籍市場では、セビージャ行きの噂も浮上していた21歳のアタッカーは、またしてもバルセロナを離れることになるのだろうか。