10月19・20日「Jリーグ勝敗」予想 残留ライン「SKK38」を襲う上位陣と「6ポインター」鳥栖、J2ではプレーオフ進出を狙う「JFV55」が死闘、勝つのは「追うチーム」
今回のtotoはJ1第34節の7試合と、J2第35節の6試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。 ■【画像】『サッカー批評』編集部「10月19日20日のJ1、J2」勝敗予想はコチラ↓ 順位表の上部分を見ると、サンフレッチェ広島とヴィッセル神戸が勝点1差の熱いレースを繰り広げている。一方、下部分を見ると、残留争いも予断を許さない状況だ。 現在、残留ラインとなる17位につけているのは京都サンガF.C.だ。18位のジュビロ磐田とは勝点6差と、残り試合数を考えると安心などできない状況。同じく冷や汗を隠し切れないのが、京都と同勝点の15位・湘南ベルマーレと16位・柏レイソルだろう。この勝点38で並ぶ「S(湘南)K(柏)K(京都)」は今節、明暗が分かれそうだ。 笑うことになりそうなのが、「S」こと湘南ベルマーレだ。 今節はホームに首位の広島を迎えるが、実は、相性は悪くない。通算では15勝8分25敗だが、ホームでは10勝3分10敗と星勘定は五分。昨季の対戦でも、初戦はアウェイで白星を献上したが、ホームでは勝点3をもぎ取っている。 湘南は前々節、難敵の鹿島アントラーズに2点差をひっくり返して逆転勝ちし、前節は成長著しい東京ヴェルディに2-0と完封勝ち。湘南のビッグウェーブで首位を飲み込む可能性は、十分にあると考える。 16位につける「K」、柏レイソルは足踏みか。 前節は横浜F・マリノスに1-0で競り勝った。その結果は見事だが、直近5試合で挙げたゴールがこの1点のみというのは気にかかる。 今節は、3位のFC町田ゼルビアと対戦する。町田は難敵ではあるが、ここ3試合勝利がなく、首位からズルズルと遠のいている。 柏と同様に、町田もその3試合で1ゴールのみと、得点力不足に苦しむ。両チームの底力、そして現況を考えれば、ドロー決着が妥当だろう。
■「追うチーム」に苦戦する京都と岡山
残る「K」、京都には痛い黒星の予感が漂う。 対戦するのは、最下位のサガン鳥栖。他チームも含めて今節の結果次第ではJ2降格の可能性もあるが、見方を変えれば残留争いのライバルを深みに引きずり込む、3ポイント勝点を得て、相手の勝点を3ポイント奪う、いわば「6ポインター」をものにするチャンスなのだ。 通算では11勝3分11敗と、対戦成績は五分。ただし、直近3度の対戦は、鳥栖がいずれも3ゴールを奪って勝利している。 鳥栖はここ2試合、引き分けで勝点1ずつ積み上げている。対する京都は、3試合連続で複数失点。鳥栖が京都戦での4試合連続3得点を記録しても、不思議ではない。 J2でも、「追うチーム」の強い思いにかけたい。 自動昇格の2チームはすでに見えてきたが、プレーオフ進出を争うレースは熾烈だ。3位のV・ファーレン長崎は抜けているが、4位・ジェフユナイテッド千葉から5位・ファジアーノ岡山、6位・ベガルタ仙台まで勝点55で並んでいる。この勝点55で並ぶ「J(千葉)F(岡山)V(仙台)」の今節も注目だろう。 その6位までのプレーオフ圏内に手が届きそうなのは、勝点4差で追う、いわきFCまでか。いわきは今節、5位のファジアーノ岡山のホームに乗り込む。過去3度の対戦で勝ててはいない相手だが、2分1敗と接戦を演じている。 岡山も必死だろうが、最近も勝点を取りこぼす試合があり、いわきがつけこむ可能性は十分。プレーオフ進出争いは、さらに熾烈になりそうだ。 今回のtotoの購入締切は10月19日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。
サッカー批評編集部
【関連記事】
- ■【画像】『サッカー批評』編集部「10月19日20日のJ1、J2」勝敗予想はコチラ↓
- ■「目ん玉飛び出るくらい美人」ウクライナ戦MVPの元サガン鳥栖GK、サロモ系美女と入籍「顔出し夫婦ショット」に反響続々
- ■「積極的だった」前半の三笘薫、「失敗だった」3回目の交代、「重なった」久保建英と堂安律【日本代表の最終予選「オーストラリア戦」と「11月アウェイ2戦」の激論】(2)
- ■Jリーグ昇格を目指す「高知の雄」が首位陥落、発表された「最強のアマチュア」活動終了【衝撃の廃部が示す「JFLと日本サッカー」の現在地】(1)
- ■森保監督「元チームメイト」の作戦ズバリ、日本のホーム敗戦を救った「三笘薫じゃない」もうひとりのドリブラー【日本代表vsオーストラリア代表】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」