Ado、広瀬すず主演「クジャクのダンス、誰が見た?」主題歌担当、壮大なバラード「エルフ」
歌い手のAdo(22)が来年1月24日スタートのTBS系連続ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(広瀬すず主演、金曜・後10時)の主題歌を務めることが20日、決まった。壮大なバラード「エルフ」を歌う。 浅見理都氏の同名漫画が原作。元警察官の父親を殺された娘・心麦(こむぎ)が、遺(のこ)された手紙を手がかりに、事件の真相に迫る姿を描いたサスペンス。自身の「ギラギラ」「永遠のあくる日」を作詞・作曲したアーティスト「てにをは」が書き下ろした。 突然の父の死で絶望の淵に立たされ、知らなかった事実に打ちのめされた心麦を、Adoの真骨頂とも言える力強いボーカルで包み込み、奮い立たせてくれるようなナンバー。Adoは「エルフという、果てしなく長い寿命を孤独に生きるひとりぼっちの存在。それは父親が遺した手紙を頼りに果てしなく長い戦いの旅に出る中で、自分自身と周りの疑心、いろんな葛藤と苦悩を乗り越える、主人公・心麦ちゃんの姿と重なる部分がありました」と説明。「痛みや苦しみ、それでも光が射(さ)すと信じている心、人間にとっての痛みとなる部分を表現し、この楽曲を通して、強いエネルギーを皆様に届けられれば。心麦ちゃんと同じように、さまざまな苦悩や葛藤、心情を抱えている方に聴いていただけたらうれしいです」と願った。 同曲は21日の同局系「王様のブランチ」(土曜・前9時半)の新ドラマ速報コーナーで初解禁される(一部地域を除く)。 〇…主演の広瀬は「現場の合間に聴いています。日々、戦いながら撮影しております。Adoさんの叫びに心がズキンと痛みました。泣きたくなりました。ひとりぼっちと感じるシーンが多い中、味方でいてくれる叫びでした。心麦の道しるべです」と感激。「今までのAdoさんの印象とは全然違って、すごい、の一言。なんだか心が救われた気分です。めちゃくちゃに、最高の主題歌だ」と賛辞を惜しまなかった。
報知新聞社