KINTO、クルマの機能をARで説明するサービス「これなにガイド」対象車種に「ヤリス」を追加
KINTOは11月7日、専用のスマートフォンアプリを通じて「AR(拡張現実)」でクルマの各種機能の用途や使い方を案内するサービス「これなにガイド」の対象に「ヤリス」(2024年一部改良モデル)を追加したと発表した。 【画像】これなにガイドの利用イメージ 今回追加されたヤリスでも、すべてのグレードでこれなにガイドを利用可能。サブスクサービスや購入など車両の利用方法を問わず使えるようになっている。 なお、12月末には「ヤリス クロス」(2024年一部改良モデル)も追加される予定としている。 これなにガイドは、カーライフを始めて間もないユーザーに対して、クルマに搭載されている各種機能をスムーズに理解してもらうことで、安全・安心や利便性のさらなる向上を目指すサービス。2024年6月に「プリウス」(2023年発売モデル)から無料で提供を開始した。 これなにガイドは専用の「KINTO Unlimitedアプリ」をダウンロードし、アプリのカメラを起動させて各種機能のスイッチにかざすと、実在の空間にバーチャルなコンテンツを重ねて表示するAR技術で機能の用途や使い方をテキストと動画(一部機能のみ対応)で案内。2024年6月のサービス開始時は、案内可能な範囲はハンドルまわりのスイッチが中心となっていたが、その後、運転席のまわりに配置されているほぼすべてのスイッチ(ドアやウィンドウ、エアコンに関連するスイッチなどを除く)まで広げ、今後、さらなる拡大も検討しているとのこと。 また、Uグレードでは、メーカーオプションのほか、サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」を通じて後からアップグレードした機能など、契約情報とアプリを紐づけて、1人ひとりに合わせた各種機能の搭載有無を一覧にしたリストを提供。これにより、さらにスムーズに機能の用途や使い方を調べたり、アップグレードアイテムを注文したりできるようにした。
Car Watch,編集部:北村友里恵