【フィギュア】三原舞依はジャンプミス響きSP6位発進「自分に厳しくいきたい」フリーで挽回へ
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇15日(日本時間16日)◇ヘルシンキ◇女子ショートプログラム(SP) 【ヘルシンキ=竹本穂乃加】GPシリーズ第3戦フランス杯7位からの挽回を目指す三原舞依(25=シスメックス)は、SP59・56点で6位発進となった。 冒頭でルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを予定していたが、2本目が2回転に。最後のフリップでもパンクし、得点を伸ばすことはできなかった。「最後の最後で強さを出し切るところまでやっぱりまだ戻ってないのかな」と悔しさを見せながらも、ステップシークエンスやスピンでは全要素で最高のレベル4を獲得し「よくはなってきてるかな」。16日のフリーへ向け「諦めずに明日はほんとに終わった後に倒れちゃってもいいぐらい、全力を出しきれたら」と、言葉に力を込めた。 昨季は右足首の疲労骨折に悩まされ、11月のグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯までシーズンインが遅れた。現在は痛みはないものの「早く払拭(ふっしょく)したいなっていうのが一番」と、ジャンプの際には不安感がついてまわる。フィンランド大会は2年前に優勝を飾った舞台だけに、好感触を得たいところ。「ちゃんとやり切ってこそのパーフェクトの演技だと思うので、やっぱりそこは自分に厳しくいきたい」と、自分に言い聞かせていた。