ロシア・ラブロフ外相、トランプ氏は“議論の場では友好的だが親ロシア派とはいえない”と評価
ロシアのラブロフ外相は、アメリカのトランプ次期大統領に近いジャーナリストのタッカー・カールソン氏の取材に応じ、トランプ氏は議論の場では友好的だが、親ロシア派とはいえないと評価しました。 ジャーナリストのタッカー・カールソン氏 「ドナルド・トランプ氏をどう思いますか?」 ロシア・ラブロフ外相 「私の印象では、議論の場において非常に友好的。しかし、これは一部の人々が主張するように、彼が親ロシア派であることを意味しない」 ラブロフ外相は、トランプ次期大統領に近い保守系ジャーナリストタッカー・カールソン氏の取材に応じ、5日、インタビュー映像が公開されました。 ラブロフ外相は、トランプ氏について、「とても強く、結果を求める人」とした上で、「何事も先延ばしが嫌いな人」だと印象を語りました。 また「議論の場では、とても友好的」だと評価しました。 ただし、前回のトランプ政権時には、非常に強力な制裁を受けたとした上で、トランプ氏の友好的な姿勢は親ロシア派であることを意味しないとも指摘しました。 ウクライナ侵攻をめぐるトランプ氏の出方が注目される中、ラブロフ外相は「我々は話し合いにオープンである」と述べ、改めて対話に前向きな姿勢を示しました。