【期間限定】中国料理〈星ヶ岡〉の“函館食材フェア”で、海の幸と大地の恵みを味わって!
中国料理の伝統や技術は受け継ぎつつ、繊細でダイナミック、新たな魅力を持つ料理が味わえる、中国料理〈星ヶ岡〉。都心にあるとは思えないほど静かで居心地のいい空間で、彼女とディナーを堪能するにはぴったり。次のデートは、現在開催中の“函館食材フェア”に彼女を誘って!
東京・永田町にある〈ザ・キャピトルホテル 東急〉内にある中国料理〈星ヶ岡〉では、「日本各地の食を通じて、地域の魅力を発信したい」という想いから、数か月ごとに1つの都道府県に特化した食材フェアを開催している。 毎回、〈星ヶ岡〉の山橋孝之シェフ自らが食材の育つ場所を訪れ、生産者たちと触れ合い、食材を選びながらメニューを決め、構成していくという。 今回の地域は“函館”。“函館食材フェア”9皿のコースより3品を、相性のいいアルコールとともに紹介しよう。
アミューズの次に登場すると、まずその美しさに彼女が目を輝かせるであろう、“函館直送 海の幸を集めた彩り冷菜”。テリーヌ? という印象を受けるが、中国料理の“水晶皮凍(ピートン。煮凝り)”からインスピレーションを受けたひと品と聞いて納得。 ちりめんキャベツの中に封じ込められた海の幸と色鮮やかな野菜たちは、それぞれにきちんと下ごしらえが施され、単独で味わっても、いくつか合わせて味わっても美味。例えば、エビを食べて育てられ、ほんのりと身がピンク色というたらの昆布締めは、不思議とエビの甘みも感じられ、道南昆布の風味も味わえる。このように、使われている食材の背景や調理法をスタッフから聞きながら味わうのがこのコースの醍醐味。 今日は同地のクラフトビールで乾杯! 上面発酵のケルシュ風“はこだてビール”(2330円/ボトル)の飲み心地は繊細、シャルドネのような風味も漂い、海鮮との相性が抜群だ。
続いては、“大槻さん家のグリーンアスパラガス「海の神」とホタテ貝の藻塩炒め”。 “大槻さん家のグリーンアスパラガス「海の神」とホタテ貝の藻塩炒め”にも様々な驚きと、ストーリーが潜む。まず、ホタテの大きさと、味わった時の弾力、甘味。続いては、アスパラガスのあふれんばかりの旨味を堪能。根昆布の残渣やホタテの稚貝を粉砕したものなどを混ぜた土作りから行う生産者、大槻さんに敬意を表したひと皿。 供は、紹興酒“夏之酒”(7969円/250㎖)。カラメルを使わず、無農薬栽培のもち米だけを使う、軽くフルーティーな味わいが料理の旨味を引き立てる。