【独自】「精米所に人が住み着いている」年始早々“ごみ袋”とともに無人精米所に「閉じこもる男」…追い出したのに再び“占拠”で警察出動 トラブルの一部始終
茨城・小美玉市の“無人の精米所”に、内側からカギをかけ作業着姿の男が2日も立てこもった。 精米所の店主が自ら撮影した映像には、精米もせず「店の中で寝ていた」という、ごみ袋のようなものを持った男の姿が映っていた。 【画像】無人精米所に立てこもり寒さからブルブル震える男
「精米所の中で人が住み着いています。助けて」
精米所の店主が撮影した映像には、「事件発生です。精米所の中で人が住み着いています。助けてくだい」の声が。 騒ぎがあったのは、茨城・小美玉(おみたま)市にある“無人精米所”でのこと。 男が、精米所の内側からカギをかけて閉じこもったのだ。 精米所に閉じこもった男と店主のやりとりはこうだ。 トントンとガラス扉をたたく店主。 店主:精米…精米所なんですけど…開けてください。 (何か男が話す) 店主:もみを精米したいですけど? 男:ん!? 店主:もみを精米したいんですけど? 男:もみはダメ。 店主:もみは大丈夫だけど… 男:詰まっちゃう。 店主:ダメなんですか。 男:うん。 作業服を着て、ゴミ袋のようなものを手にした男。 店内には新聞紙が散乱し、とても精米作業をしているようには見えない。 その後も一向に出て来る気配がないことから、店主は警察に通報した。 警察:110番です。事故ですか?事件ですか? 店主:コイン精米所の中でカギを施錠した状態で、人が住み着いて開けてくれないです。 警察:使えないですよね? 店主:はい。「ここは私の場所だ」と言って不法占拠している感じ。 この通報を受け駆けつけた警察官とともに、店主は外からカギを開けた。 警察官A:米はどこにあるの?どこにあるの?ないよ。 警察官B:飲み物持ってきたから、あげるから出て。飲み物あげるから…飲み物あっから…出てよ。 警察官A:ここ出て!家ではないんだから。 こうしてようやく観念した男。 閉じこもっていた時間は、40分ほどだった。
再び“立てこもり男”が現わる
さらに6日朝、同じ販売所に再び“立てこもり男”が現れた。 店主は「すいません~、カギを開けなさい、カギを!」と声をかけるも、ごみ袋のようなものを持って店内に居座る男。 2日前とまったく同じ光景だ。 男は、店の中で寝ていたという。 店主(動画の音声): 1月6日の月曜日です。追い出しました。 店主によると、男は寒さでブルブルと体を震わせていたという。 精米所の店主は「ぞっとした」、「精米所で暖を取る」、「電気がついているのはこの精米所しかないからここに居座っているのかな」と、取材に対し話した。 (「イット!」1月6日放送より)
イット!