甲子園は「目に見えない力ある」 大阪桐蔭・前田悠伍主将 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内であり、前回大会優勝で昨秋の明治神宮大会を連覇した大阪桐蔭は第3日第3試合で、敦賀気比(福井)との対戦が決まった。大阪桐蔭のエース・前田悠伍主将(2年)のコメントは次の通り。 【岡田結実さんや小芝風花さんらも…歴代センバツ応援イメージキャラクター】 ◇初戦の敦賀気比は「粘り強い」 ◇大阪桐蔭・前田悠伍主将 (甲子園では)いつもとは違う空気。目に見えない力があると思うが、そこに負けずに楽しんでやれればいいと思う。緊張することなく、持ち味の強気のピッチングを見せたい。1試合目しか(勝たないと)保証されていないので、2学年44人全員で1試合目に合わせていきたい。それが結果的に春連覇につながればいい。 ――なかなか対戦相手が決まらなかった。 ◆名前だけ見ると強いチームばかり残っていたので、どこが来てもおかしくないなと、準備をしていた。 ――敦賀気比の印象は。 ◆一昨年の明治神宮大会でも対戦していて、非常に粘り強い、いいチームだと思う。 ――どうやって戦っていきたいか。 ◆相手に合わせることなく自分たちの野球を貫くだけ。打てるチームではないので、得点圏で1本出したり、守備からリズムを作ったりしなければ勝てない。まずは守備からリズムを作って攻撃に持っていきたい。 ――自身の状態は。 ◆徐々に上がってきている。(試合が3日目で)時間も少しあるので、もう少し上げられるところがある。