代表戦明けにチェルシーとのビッグマッチのリヴァプール、サラーとファン・ダイクが代表を早期離脱で追い風に
エジプト代表FWモハメド・サラーとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、代表での活動を切り上げ、リヴァプールに早めに戻ってくるという。イギリス各メディアが報じている。 【動画|リヴァプール最新試合ハイライト】クリスタルパレス vs リヴァプール サラーは現地時間11日、アフリカネーションズカップ予選のモーリタニア代表戦に出場し、1ゴールを記録。15日にも同国代表との試合を控えていたが、エジプトサッカー協会はサラーの早期離脱を発表した。 エジプト代表のホッサム・ハッサン監督はサラーを負傷で失うリスクを回避したいと考えており、次のように語っている。 「もし誰かが人工芝でのプレーを望まなかったら、私は同意する。モーリタニアは激しく、乱暴なプレーをしてくるので、我々にとってベストではない状況だ。モーリタニア戦については特に心配していたし、あのピッチでの戦いは難しい。そこで勝てなくても問題ないし、重要なことは負けないことだ」 サラーの離脱は、モーリタニアの人工芝のピッチの懸念に加え、現在エジプト代表はアフリカネーションズカップ予選で、第3節終了時点で2位に勝ち点差6をつけており、その余裕も要因にあるようだ。 またリヴァプールとオランダ代表でキャプテンを務めるファン・ダイクも同国代表を離脱することになった。ファン・ダイクは11日、UEFAネーションズリーグのハンガリー代表戦で2枚のイエローカードを貰い退場。14日に行われるドイツ代表戦は出場停止となる。ファン・ダイクはハンガリー戦後、リヴァプールに戻ることを明かしており、以下のように語った。 「チームに残り、選手たちを応援したかったが、今は家(リヴァプール)に帰った方が良いと判断した。この期間に私たちがプレーする膨大な試合数と移動については多くのことが言及されている」 「今は休息を取るのに良い時期だと思うし、これからたくさんの試合が控えている。クラブ(リヴァプール)としては、休息と取るのに良い時期と考えるのは十分に理解できる」 10月のインターナショナルマッチウィーク明けにリヴァプールはチェルシーとのビッグマッチを控えている。サラーとファン・ダイクの早期の代表離脱は、リヴァプールにとって良い知らせだろう。
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