秋の訪れ生け花で表現 松山で池坊支部青年部が作品展
華道家元池坊松山支部青年部の生け花展が8日、愛媛県松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であった。花や草木などの自然美と空間が調和した作品が並び、じっくりと楽しむ来場者でにぎわった。 「好奇心」がテーマで、池坊の500年以上の歴史で培われた草木に対する見方や考え方に、現代の感覚も取り入れた41点がずらり。 青年部の日野智祥部長は、残暑の中に近づく秋を表現した。きらきらとした秋の光を表すアルミ素材の花器に、夏の風物詩ヒマワリと秋のケイトウなどを生け、迫力のある作品を仕上げた。
愛媛新聞社