半導体、女性活躍、サウジアラビア――ちょっと変わった「ETF」でリスク管理
ETFは、日経平均株価やTOPIX、米国のS&P500といった「株価指数」などに連動するために、様々な市場のリスクに対応できる (C)moonrise/adobe.stock.com
ETFは、証券会社に証券口座を開設して、普通の株式と同様に売買すればいい。NISA(小額投資非課税制度)を使うことも可能だ。株式投資といえば、将来有望な企業を探し出して投資するのが普通だが、どんな企業にも固有のリスクがあり、個別銘柄に投資するのはリスクが高い。その点、ETFは、日経平均株価とかTOPIX(東証株価指数)、米国のS&P500といった「株価指数」などに連動するために、様々な市場のリスクに対応できる。リスクを抑えた投資が可能になるわけだ。 さらに、市場全体の株価指数だけではなく、業種別、規模別、テーマ別といった各種の指数に連動するETFに投資できる。株式だけでなく債券や商品、不動産に連動したETF投資が可能だ。最近では、満期型ETFといった満期が来ると償還される債券のETFもある。インド、中国、タイといった単一新興国の株価指数にも投資できる。簡単に紹介してみたい。 〈商品(エネルギー、農産物など)〉
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岩崎博充